真実の愛

 

私は未だに真実の愛なんて知らない。

 

一途に想えるほど愛した事がない。

 

恋愛なんてゲームにすぎない。

 

毎回、本気なつもりで楽しんでるだけ。

 

結局は恋愛してる自分が好きなんだ。

 

そんな風にしか思えなくなっていた。

 

寂しさを紛らわすもので、暇つぶしなのかもしれない。

 

歪んでいるのは分かっていても、変わらないままだった。

 

私は一人ぼっちが嫌い。

 

恋愛はそれを満たすための究極のワガママなのかもしれない。

 

いくら恋愛をしても満たされない想い。

 

本気じゃない恋なんて必要ない。

 

そんなのいくらしたって意味がない。

 

運命だなんて永遠だなんて戯言じゃん。

 

「恋愛なんてバカみたい。」

 

それが私の口癖になっていた。

 

私は恋愛に焦がれていたのだろう。

 

まるで少女のように夢を見ていたのかもしれない。

 

「いつかきっと幸せになる…。」

 

その想いが恋愛せずにはいられなくさせていた。

 

意地になればなるほど理想から離れてしまう。

 

現実が見えていなかった。