恋愛事情

 

私の名前は坂下玲菜。

 

地元にある頭の悪い公立高校に通っている3年生。

 

どこにでもいそうな普通の女の子。

 

なんとなく恋愛して、友達と騒いだりして毎日を過ごしてきた。

 

気付いたら高校生活も残り数カ月になっていた。

 

友達との別れは寂しいけど、高校に未練など何もない。

 

早く卒業したいとすら思っている

 

そんなある日の教室、

 

「玲菜ちゃん、怠そう。ってか、怠〜い。」

 

そう言いながらうなだれてるのは愛(あい)だ。

 

「おはよ♪」

 

と遅刻してきた沙紀(さき)が言う。

 

うちらは仲良し3人組。

 

無駄な仲間など必要としない。

 

表面的な友達などイラナイ。

 

似た者同士だった。

 

クラスメイトが個性的過ぎるのも原因だろう。

 

キャバ嬢やホスト、ヴィジュアル系、ギャルやお兄系、オタク系、地味系。

 

うちらは外見で判断はしない。

 

それでも中身も伴ってるクラスメイトにはうんざりしていた。

 

クラスメイトの何が悪いとは言いにくい。

 

もしかしたら個性的なクラスメイトに焦がれていたのかもしれない。
私は地味だった。

 

それでも高校に入りたての頃は金髪で派手めにしたりした。

 

あの頃は外見だけが変に目立っていたのかもしれない。

 

高3になり進路の為に黒髪に…。

 

黒髪が似合わない私は余計に地味になった。

 

まぁどこにでもいる女の子。

 

地味なのは性格のせいだろう。

 

おとなしく人見知りな女の子。

 

友達以外には興味がない。

 

学校は友達の為に行く。

 

クラスメイトなんて大嫌いだった。